自分の息子を将来の後継者として考えている場合、自分の会社で経験を積ませるべきか、あるいは他社で経験を積ませるべきか迷うところです。
30人以下の会社の場合、自分の会社だと次のようなマイナス面があります。
・視野が狭くなり、経営に対する偏見がある。
・経営規模が小さい会社だと、お客に対する対応がしっかりされていない
ことがある。間違った習慣は一度身につくとなかなか直りません。
・社会人としての正しいビジネスマナー、正しい書類の作り方が身に付か
ない。
・問題点や欠点を本気で注意する人がいない。
従業員や仕入れ先に横柄な態度をとることが多くなり、大事な従業員が
やめたり、 大事な仕入れ先をなくすことがあります。
以上の点から自社はやめておいた方がいいでしょう。
では、どのような会社で経験を積むのがよいのでしょうか?
・自社の経営規模の3倍くらいの会社がいい
あまりに大きすぎる大企業に就職すると外見上はいいかもしれないが、
営業方法、組織の作り方とすべてちがうので経験が役に立ちません。
・同じ業種はダメ、違いすぎもダメ
やや近い方が豊かな発想力がある
・営業の仕事ができる会社がいい
営業の仕事は難しいので早くから経験を積む方がいい。
35歳が節目です。わがままのきかない他人の会社に就職し、戦術リーダーとなって部下をまとめるためには35歳くらいまでかかります。35歳が後継者として会社をまかせることができるか判断するにはいい年齢です。
<ランチェスター経営 成功する事業相続の戦略>
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