事業承継を行う上で、自分の会社が強者なのか、弱者なのかをはっきりさせないといけません。
俗に言う強者とは、企業全体の0.5%にしか過ぎません。業界トップのシェア率を誇るような、ごく一部の企業が強者になるのです。
残りの99.5%はみな弱者に該当するのです。
特に、下から40%は競争条件が不利な番外弱者になるのです。
二代目は子供のころから、ある程度裕福な暮らしをしてきたために、強者だと勘違いしてしまいがちです。
弱者の戦略は古臭い…、これからはITの時代だ…など原則を無視して失敗することがよくあります。
後継者に対してはしっかりとした戦略の教育が必要です。
弱者の戦略とは、初心かつ原点の戦略です。
そのためには、教育者である社長自身が初心に帰り、素直になることが必要です。
弱者の経営戦略を自社の業種・経営規模に置き換えてまとめ直し、これを後継者に伝えていく。
このような方法が成功する事業承継のやり方です。
<ランチェスター経営 成功する事業相続の戦略>
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