相続する要因の明確化とウェイト付

事業承継を成功させるためには、相続する要因の明確化が必要です。

経営には形がないので、要因をはっきりさせることは難しいですが、次のことを考えるとわかりやすくなります。

 

そもそも会社は粗利益がないと存続できません。その粗利益がどのように発生するかというと、お客様から発生しています。

ですので、粗利益が発生するお客を起点に考えることが重要です。

お客を出発点にして考えると、次の要因が挙げられます。

経営の8大構成要因

1.商品対策
2.営業地域対策
3.業界と客層対策
4.営業対策
5.顧客対応対策
6.組織対策
7.資金対策
8.時間対策

 

1~3がお客と直接関係するので最も大事です。
よくある間違いが、経営を構成する要因の一番にお金をもってくることです。確かにお金は大事ですが、お金はお客を作っていく上での手段の一つに過ぎません。よって優先順位は下がります。

 

ウェイト付

構成要因がはっきりとしたら、上記要因のウェイト付をしていきます。

2,3,4,5 … 53.3%

   1    … 26.7%

   6    … 13.3%

   7    …  6.7%

 

以上のようにウェイト付をするのが一番いいバランスです。

 

この構成要因の明確化と、ウェイト付さえしっかり行えば、事業承継を成功させることができます。

 

               <ランチェスター経営 成功する事業相続の戦略>

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